初出荷
お蔭様で、今年もどうにか初出荷の日を迎えました。
「もう、こういう時期になったのだなあぁ」と実感する瞬間です。
ま、実際のところは、
「手塩にかけて育てたみかんを収穫・出荷できるうれしい気持ち」20%
「あーーっ。
これから更に忙しくなるなーーー。」80%
くらいが正直な気持ちですかね。。。
サッカーの岡田監督は、
「カメルーンとの試合終了のホイッスルは、
次のオランダ戦の始まるホイッスル」
とか言ってましたね。
どんな職業でもそうかも知れませんが、
みかん作りにも、手放しで喜べるような「終わり」って無いんですよねーー。
収穫が始まれば、収穫・選別・出荷・直売の荷造り販売などで毎日追われ、
収穫が終わったハウスから順に大急ぎで剪定。
露地みかんはすでに摘果の時期。
「貧乏暇なしのサイクル」はどこまでも続くんですよね。。
「サイクル」って言うと計画性がありそうですね。
こんな場合は「スパイラル」の方が適当でしょうかね。笑。。
この仕事を始めて14年。
「あーー、もう、こんな時期か」が完全に口癖になってます。
試合開始の「ホイッスル」は年がら年中鳴りっぱなしです。
はじめはとっても耳障りだったのに、
だんだん馴染んできた、
そう、
まるで、あの、、「ブブゼラ」のようです。
がんばれ!!ニッポン!!